カスタムやペイントで次はどうしよう、、、そんなあなたに。

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PHILWOOD、HED、ENVE、よっしゃ、フレームも塗装 etc...
考えつくカスタムを全て施し、頭打ちしている方をたくさん見ます。

そんな時はピンストライプカスタム。愛車の印象がグッと変わりますよ。

価格はヘッドチューブの大きさで¥3,000〜¥5,000で応相談といった形です。
なかなか安いでしょう。日本を代表するピンストライパーは“KEN THE FLAT TOP”さんにてドロップ。

カスタムやペイントで、次はどうしよう、、、そんなあなたに。

Pinstriping for LEADER BIKE

CINELLI ”Vigarelli” この赤は、最速の証。

世界48カ国、600人以上のライダーが一度に集う世界最大級のピストクリットレース「レッドフッククリット」

2017年”RED HOOK CRIT”にて総合優勝を果たした”Team Cinelli Chrome

チームライダーである”Davide Vigano”

そんな彼がシリーズ最終戦イタリアはミラノにて使用した”Vigorelli Alu”スペシャルカラーが数量限定で発売。

フレームセット/¥138,000-(税別)

ライダーであるViganoの名から”Vigarelli(ヴィガレリ)”と名付けられた当モデル。
従来のモデルであるVig”o“relliから、Vig”a“relliに変更されているのは、ヴィガーノの綴りが「Vigano」であり
それをもじったものだそうです。
CINELLI特有の遊び心もそうですが、彼の素晴らしいリザルトへのリスペクトを感じます。

フレームの随所にはCHROMEを筆頭にスポンサーロゴが散りばめられています。

日本では数量限定での販売となり、フレームにはシリアルナンバーが刻印されています。

トップチューブには“VOLAVIGA!”のロゴが。

「Volare Davide Vigano!(飛べ!ダヴィデ・ヴィガーノ!)」の略みたいですね。

こちらは本家が組んだVIGARELLI。迫力がありますなー。

さてここでRED HOOK CRITをご存知ない方へ簡単にご説明。

RED HOOC CRIT(以下:RHC)とは?

2008年にアメリカ、ブルックリンにて以降オーガナイザーを務めるデイビット自身の誕生日に地元の腕利きメッセンジャーを集め無許可で路上レース”アレーキャットレース”を始めたのがきっかけ。

開催から数年は深夜に開催するなど完全にアンダーグラウンドな違法レースでしたが、2010年にCINELLIがメインスポンサーに付いた事により以降、舞台を世界に向けて急速にムーブメントが広がっていく事になります。

肝心なレース内容は市街地を封鎖し、街中に作られた1LAP/1.24kmと非常に短いコースを24LAPし、誰が1番にFINISH出来るかを競う自転車ロードレースです。

使用するバイクはピストバイク(FIXED GEAR/固定ギア)オンリー。
更に原則ノーブレーキ、スキッド(後輪をロックさせてブレーキをかけるトリック)が禁止されています。

きちんと整備されたトラックと違いコースは普段から人が行き交っているまさにストリート。
路面状況はもちろん雨天であってもレースは続行される為、派手なクラッシュが当たり前のクレイジーなレース。

このRHCを日本でも開催出来るよう、オーガナイザーのデイビットは検討しているとの事。
現実的にはまだもう少しかかるようですが、開催されたらピストバイクの認知度もグンと上がるでしょう。


こちらははあくまでクリットっぽくアッセンブルしました。
VIGORELLIはスローピングフレームですが、そこまで気にならないですね。
ピストでスローピングっていうと嫌がられることが多いですが、純粋にスピードを求めるならこっちの方が効率いいんです。RED HOOK CRITで総合優勝を果たし市街地で最速を証明しています。

全世界で136台のうち、日本に入ってきているのは30台ほど。迷ってられないね。

初心者のためのカスタム講座 (甘口) ホイールをカスタムしてみよう

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初心者のための甘口カスタム講座。前回はギア比について書きましたが、第2回はホイール編です。

LEADER BIKES 735TR COMPLETE ¥185,000-

とりあえずはじめは完成車から。よいと思います。スペック的には問題ないし、充分に楽しんでもらえると思います。
がしかし、やっぱ個性をだして乗りたくはありませんか?

完成車のもう一つの欠点は量産型であるってことです。絶対に人と被る。

僕らのようなシティユーザーに何が必要なのか?安全快適に乗れて、カッコよく、オリジナリティある自転車ってことでしょうか?

やはりオリジナリティを目指すとするとホイールのカスタムは避けては通れない。
きっと皆さんもいつかはカスタムしたいなって思ってるはず。

じゃあまず何を基準にホイールを選んだらいいんでしょう?

考える要素は3つ。「性能」「コスト」「デザイン」

「性能」って言うのはザックリよく走って、丈夫かどうか?
「コスト」は同じくらいの性能だったら安いほうがいいでしょ?ってこと
「デザイン」はホイール自体のカッコ良さもあるけど、自分の自転車に装着した時にカッコよく見えなきゃ意味がない。

でも、やっぱデザインが最優先。性能とコストが少しくらい劣っていたとしてもカッコいいホイールを選びたいなって思います。「自転車を今よりカッコよくしたい!」入り口はそれで充分。

ざっくり見た目で分けるなら、「バトンやディープリムといったカーボン系」と「アルミリムを使った手組み系」に分かれると思います。

上の735TRに代表されるようなエアロ系のフレームにはやっぱりバトンやディープリムがよく似合う。

フロント/HED GT3 ¥230,000-
リア/HED JET6 ¥150,000-

レースブランドのカーボンホイールはとにかくコストがかかる。その分、性能もヨダレが出るくらいに優れているんだけど、なかなか手が出せる代物ではない。シティライドには贅沢、だけど、おすすめしない訳にはいかない。
だっていつの時代もピスト乗りはHEDのバトンに憧れるものだから。

フロント/BROTURES T3 PRO ¥100,000-
リア/LEADER BIKES L44 ¥50,000-

落とし所としてBROTURESのオリジナルホイールはすごくいいと思う。
性能は耐久性重視で街乗りでも安心のスペックだし、コストも抑えている。なによりデザインがいい。
最近だと、こんな感じに組むならリアホイールはフロントのバトンとリム高を揃えるとカッコいい。だいたい40~60mmくらいが多いです。
そういいう意味じゃLEADERのL44もすごくオススメのホイールです。バランスの取れたボリューム感になりますんでね。

最近は手組みのホイールも見直されています。

 

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H PLUS SON AT-25 x PHIL WOOD ¥43,800~

手組みホイールの面白さはリムやハブを好きに組みわせて自分好みのホイールを作れること。
コストも2万円くらいから1本組めるので上記のカーボン系のホイールに比べるとだいぶ安い。
人気どころのリムで言えばH PLUS SON AT-25(通称アーチタイプ)。ボリューム(リムの高さ)あるところだとカラーも豊富な同じくH PLUS SON SL-42
ココらへんがまずテッパンのリムであとはハブを何にするか?回転性能の高いDURA-ACEや耐久性も持ち合わせたPHILWOODが人気です。

どうしてもリム高が低くなるので、インパクトには欠るけど、永く使いたいなら手組みの方がメンテナンスやトラブル対応もしやすいのでおすすめ。

たどり着いたのはカーボンの手組み

BROTURES F-55/F-35 ¥45,000-

さんざんカスタムしてきて、現状行き着いたのがカーボンの手組みホイール。
シティユーザーのための「性能」「コスト」「デザイン」が全て詰まってる。FシリーズのリムはBROTURESのオリジナルプロダクトです。わざわざオリジナルで作ったのには理由があります。
ハブとスポークの選択によって性能もコストもコントロールできますし、どんなフレームにも似合う。万能なリムです。

初心者のためのカスタム講座 (甘口) ピストバイクをいじってみよう

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初心者の方がまず手を付けるべきカスタムポイントはコグです。“コグ”と言うのはリアホイールについているギア、歯車のことです。
コグには歯数があり、歯数を増やす事でギア比が軽くなります。カスタム系の記事はわりとマニアックなのが多いですが、もう少し初心者の方にもやさしく、噛み砕いてやってみようと思います。
ピストに乗り始めて間もない方はぜひご参考にしてみてください。


LEADER BIKES 735TR COMPLETE ¥185,000-

最近はこうした完成車でご購入頂くケースが多いです。まずは完成車から。良いと思います。
フレームを一から組み立てたカスタムバイクよりも比較的コストパフォーマンも良いので、初心者の方には選びやすいでしょう。
このまま乗り出してもらってもはじめは充分満足いくと思います。それだけ出来のよい完成車なので。

唯一完成車に欠点があるとすれば、“ギア比”だと考えています。

まず「ギア比」
これは「ペダルを一回転させた時に後輪が何回転するか」を示すもので「チェーンリングの歯数÷コグの歯数=ギア比」となります。
例えば、チェーンリング(48T)、コグ(16T)の場合→48÷16=「3.00」となり、ペダルを一回転させた時に後輪はピッタリ3回転します。
よくいう「ペダルを踏んだ時の重さ」でもあります。
同じギア比でも感じ方は人それぞれなので、自分に最適なギア比を見つけることから、ピストバイクとの付き合いが始まります。
一般的な街乗りのギア比は2.7〜3.1くらいですが、自分の脚力に対してギア比が大きすぎると踏めないし、小さすぎても、物足りない。
自分にちょうどいいギア比を見つけることが大切です。
下にギア比表を添付しますので、ギア比をチェックしてみて下さい。

そして「スキッドポイント」
これは「同じペダルの位置でスキッドをした時にタイヤが何箇所削れるか」を示したものです。
上記のギア比3.00はペダル1回転に対して後輪がピッタリ3回転しますのでスキッドポイントは「1」。タイヤの一箇所だけ削れます。
スキッドポイントが多いほどタイヤを満遍なく消費できるので、タイヤの寿命を目一杯使うことができます。つまりスキッドポイントは単純に多い方がいいです。
スキッドポイントの計算は少しややこしいので、下の早見表を参考にして下さい。

一般的なピストバイクの完成車は、デフォルトのギア比が重たく設定されています。
例に挙げた735TR COMPLETEのギア比は49/16で“3.06”。
“重たい”っていうのは主観なので、人によっては軽いと認識される方もいますが、一般的な街乗りではかなり重たい部類だと思います。

重たくもなく軽くもなくちょうどいいギア比を見つける作業が重要です。

ギア比が重たいとどうなるかと言うと、トップスピードが伸びてノンストップで走る時は気持ちよくなります。
逆に街中でのストップアンドゴーはやりにくくなります。

最初に覚えたいトリックのひとつ“スキッド”はギア比が軽い方がやりやすく、またギア比が軽いと自然ときれいなフォームが身につきます。
はじめは少し軽く感じるギア比をオススメしています。

なので初心者の方がまず手を付けるべきカスタムポイントはコグです。

例の735TRだと17Tもしくは18Tにするのがオススメです。
18Tの場合はギア比49/18″2.72″ですので比較的軽めのギア比です。スキッドがなかなか出来ない方は思い切ってギア比を落としてみると良いでしょう。
17Tの場合はギア比は”2.88″です。一般的に真ん中のギア比です。スキッドも覚えたいけど、グループで走ってる時に遅れたくないって方はこのくらいがちょうどよいでしょう。

コグは精度を感じやすいパーツです。せっかく変えるのなら良いものを。
EURO ASIA DLX(黒色)は7000円と手の出しやすい価格ですし充分な精度と耐久性のあるコグです。
少し予算に余裕があるのであれば、先を見越してメッキコーティングのSUPER STAR ¥12,000-(銀色)やチタンコーティングのGOLD MEDAL ¥18,000-(金色)を導入すると良いです。更に上質な耐久性と走行性を手に入れる事ができます。

 

気持ちよく飛ばせて、ストップアンドゴーもスムーズで、スキッドも楽にできる。そんなちょうどいいギア比がきっとあるはず!

75一択。

花は桜木、男は岩鬼。クランクはSUGINO 75に決まってる。
今日はクランクのお話。

クランクはペダルを踏んだパワーを逃さずチェーンを伝ってホイールの回転に繋げる非常に重要なパーツです。
クランクが変わればたとえエントリーバイクだろうと走行性能が飛躍的に向上します。僕らは良く“自転車の心臓”なんて大げさな例えをしますが、あながち間違いじゃあないんです。
性能はもちろん重要ですが、比較的大きく自転車の中央に供えるパーツなのでルックスも左右します。使ってるクランクでその人の趣向が分かったりしてね。

KEIRINなどトラック競技に置いて世界中の選手が使用するレーシングスタンダード。
シルバーはNJS認定パーツです。僕らみたいなピスト乗りにとっても”永遠の定番”でありひとつの憧れでもあります。
精度や性能に関してはもはや語らなくてもいいでしょう。スタッフの使用率の高さがそれを証明してくれます。

とにかく変わらないところが大好き。変わって欲しくもない。
無駄を削ぎ落としたソリッドなデザインは、クロモリからカーボンまでどんなフレームにもマッチしますし、全く派手じゃないことが逆にインダストリアルな雰囲気があってカッコいい。

BB、チェーンリングがセットになっているクランクが多いですが、このクランクは5ピンのみ付属です
BBはSUGINO独自の嵌合を採用していますので、SUGINOで揃えることが必要です。
競輪で使用されるカップアンドコーンのSG75、その上にスーパーラップスーパーセラミック。そしてデイリーユースに対応したカートリッジのCBB。
4種類がラインナップされていて、好きな物を選べます。

チェーンリングはSUGINOからZEN,MC,SSGの3種類が歯数も豊富にラインナップされています。

チェーンリングはSUGINOで揃えなくてもOK。コレはLOPROにアッセンブルされた75。

エミブラウン仕込みのFSAコンボもピストなら定番の組み合わせと言って良いでしょう。

使っていくとこんな感じでプリントもアルマイトも剥がれて来るんです。これがいい!
ここまで使ってるとオーラさえあります。なにより、こうなるまで使い続けられるってことが信憑性ありまっしゃろ?

グリスは塗らずに載せるもの。

今回は実際にオーバーホールした作業の感じをご紹介。

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オーバーホール(OVERHAUL)
“機械製品を部品単位まで分解して清掃・再組み立てを行い、新品時の性能状態に戻す作業のことである”
通常の点検作業では出来ない清掃作業や劣化部品の交換、調整を主目的とする”

「通常点検では出来ない部分の点検、リフレッシュ、交換をともなう全体分解と組み上げ」
のことをオーバーホールって呼ぶ感じですね。
”分解”をどこまでやるか、お客さんがどこまで望んでいるか見合った料金はいくらか
その上に、作業工程で発生する追加作業、交換部品はどーするのか、新品交換か、修理対応か。
など、お客さんと密に連携をとって、車両を出来る限り万全な状態にもっていく。
そんなメカニックとお客さんのチームワークが必要な作業だったりします。

そもそも、オーバーホールを依頼してくれるお客さんはピストを乗り込んでいる方ばかりなので
大体がいわゆる常連さんや、馴染みどころ、「毎度です!」な感じの方々。
その人がどんな使い方をするのかなどは何となくわかっていたりしますが、
オーバーホールを進めるのには”お客さんと自転車の関係性を知る”ことはとても重要な部分です。
雨でも乗るのか、通勤通学なのか、休日用なのか、日常どれくらい走るのか、
飛ばすのか、のんびりか、スキッドするのか、自分でメンテナンスとかするのかなどなど。
そんな会話の中で、作業内容、交換部品などのメニューを大まかに組み立てていきます。
もちろん作業の過程で、ダメな部分やこうしたらもっと良くなる!みたいな部分があったら
その都度相談して部品の提案なんかをしていきます。
なので大体僕がお預かりすると1週間は掛かっちゃいます。

たぶん担当するメカニックによって、色んなオーバーホールをすると思います。
”オーバーホールはこうやりましょう”みたいなのが、今のところ明確にはないので、他のメカがどんな作業をするのかが楽しみで気になりますし、心配で不安だったりもします。
ただ、オーバーホールに注ぎ込んでいる情熱は作業を紹介する中で見えてくるかなと思います。

では早速。全〜部のパーツをテキパキと外して各部チェック。
各部分の汚れ具合や、状態をチェックしたらまずは洗浄スタートです。

このあたりもだいぶ古いグリスがべったりしているので、クリーナーで洗浄。

ひゃっほーい!!てな感じで、

スペシャブレンドの洗浄剤を吹きかけます。
汚れは落とす、ペイントや金属は傷めない、そんな洗浄剤をつかってるので大胆にぶっかけます。
実際に拭きながら、フレームのキズやペイント、へこみとか割れなんかがないか見ていきます。
全部分解すると掃除はめっちゃ楽しいです。

ただ洗浄しただけだと、簡単に汚れを呼んじゃうので手軽なコーティングもします。

シュワシュワの泡を塗り込んで、拭き上げ、塗り込んでは拭き上げ、を繰り返していきます。

上手にできました。笑
色々な手軽に使えるスプレータイプのコーティング剤が出てますが、
マットカラーに使える、傷がつきにくいなど、自転車に向きに機能を選ぶといいと思います。

ど真ん中のペイントが思いきり飛んでますが、ココまで剥がれると再塗装しないとですね。
ステッカーとかで隠すのもピストっぽくて個人的にはアリです。

自転車の心臓を支える部分は

より一層、キレイに仕上げます。
ネジ山は再タッピング、必要があればフェイシングもやり直します。
フェイスにペイントが少し残っていますが、2/3程フェイスが出ていればOK。
キレイにフェイスを処理したとしても、BBのシェル幅が既定値を下回るのであればやらないのが吉です。


ヘッドパーツ、シートクランプ、ボルト関係、分解できるところは全部バラします。
もちろん組み戻しのときには、しっかりとグリスアップ。
必要があれば無理せず容赦なく交換します。

今回はオーバーホールついでにクランクをダイレクトからNJSに変更するので

交換先のベアリングをしっかり洗浄、脱脂。
BROTURES OSAKA特製、灯油風呂。これができると出来ないとでは全然違います。


シャフトはしっかりグリスアップしてあればそんなにダメージを受けませんが
クランクとの嵌合(はめあい)、ベアリングの接点など、ポイントポイントをしっかりチェック。


クランク側の嵌合、ペダルのネジ山もしっかり見ていきます。
ストラップやクリップとのスレ傷は走ってきた証みたいなもんです。
傷がどうしても気になる方は再塗装や、再アルマイトなどで見た目は新品同様まで戻せたりもしますよ。


ネジ山が怪しい感じだったので、チェックもかねてタッピングします。


チェーンリングとの接点は、汚れが挟まったりしているとせっかくのNJSパーツでも精度が出ません。
掃除、洗浄は手を抜かず徹底的に行います。


今回の新品交換はここだけ。
ウォーターシースーは、BB内に水や汚れ、ゴミやサビなどの侵入を防ぐ大事なパーツ。
分解すると付いていないピストをたまーに見かけますが、
BBの回転をスムーズに維持するなら付けないとか外すとか信じられません。


組み付ける部分で、グリスの種類を変えたりはもちろんですが、
オイルで組み付けたり、ロック剤を仕込んだり、シールテープを噛ませたり
乗り手の事情に合わせて、メンテ性重視、防水重視、回転重視など。
効果高めるための味付けを施します。


いい感じ。


ヘッドパーツはとても雨水や汚れが侵入しやすい部分なので
グリスは「塗る」とかしません。
フレーム側の当たり面にはしっかりと「載せる」
ベアリングには「詰め込む」「載せる」というイメージでグリスアップします。
もしレース等でクルンクルンに回るヘッドがお望みであれば、そのようにも設定しますが
基本的に街乗りで使うのであれば、この組付け方が基本になります。

ベアリングを当てると、もちろん

ぶに〜っとグリスがハミ出して来ますが、防水するならコレで正解だと思います。
サビ防止の意味はもちろんですが、そもそもの原因の侵入を防ぐことが大事。
はみ出たグリスは汚れを拾うだけなので、しっかりと拭き取ります。

パッと見は中の様子なんてわかりませんが、ヘッド周りの防水はこれだけでかなり違います。
ヘッドパーツの構造で、シール性が高いもの、低いものはありますが、
組み付け方ひとつで、性能が低くてもしっかり防水できるし、
せっかくの高級パーツも1年待たずにサビさせる結果になったりします。

この後は、同様に洗浄・点検したパーツを丁寧に組み上げて完成です。


つらつらと説明した感じになってしまいましたが、どんな感じで、どんな考えでオーバーホールって作業をしているのかが少しでも感じ取ってもらえたなら嬉しいです。

WHAT'S DOSNOVENTA !?

スペイン、バルセロナを代表するフレームメーカー「DOSNOVENTA」
名前の由来はBBハイトである「290」という数字から来ている通り、通常のフレームよりもBBが高く設定されている。
フレームは全て"Hand Made in Italy"で、RED HOOK CRIT等のストリートレースに特化して設計されている。
BBの位置が高く設定されていたり、フォークオフセットを小さく設定しフレーム全体をよりコンパクトに設計されていたりと、他のブランドにはないDOSNOVENTA独自のこだわりをみせる。

スペインから2018年モデル最新版のDOSNOVENTAが届きました。"DSNV Matt Grey"

2018YEAR DOSNOVENTA DETROIT FRAME SET ¥165,000〜(税別)

LEADER BIKEでも注目を集めたMATT NAVYに近いカラーのMATT GREY
オーダーカラーでの製作が目立つDOSNOVENTAですが、純正カラーでこの色はたまりませんね。

こちらはフレーム販売となっておりますので、カスタムサンプルとしてこの車体に組み込んだホイールはこの2本。

BROTURES T3 PRO FRONT WHEEL ¥100,000(税別)

DISC CARBON WHEEL ¥ASK

ディスクカーボンホイール、深くは明かせませんがなかなか屈強なので耐スキッドも◎何よりその存在感が最高!!!

そして実はこのフレーム、一本のみの入荷となっています。
というのも、DOSNOVENTAはイタリアの工場でハンドメイドにて造り上げている為、年間で仕上がる数が決まっています。
現在は日本の皆さんのおかげで受注数もピークを迎えているようで、普通に売る用のフレームが出回ることも少なくなってしまいました。

コンパクトなジオメトリーで日本人向けのDETROIT。”探してたー!!!!”なんて方は是非。

ムービーもあるのでこれを見れば、皆様もきっとDOSNOVENTAの虜になるはず。ふふふ。

DSNV RUNS JAPAN from Dosnoventa on Vimeo.